院長ブログ

歯科治療とビスフォスフォネート製剤

本日診療を終えて長崎大学にて勉強会に参加してきました

今回のテーマはビスフォスフォネート製剤とインプラント治療についてです

ビスフォスフォネート製剤は主に骨粗鬆症、悪性腫瘍による高カリウム血症の治療薬として用いられています

(骨が減りもろくなったところに骨ができるようにする薬です)

この薬の種類として注射製剤、経口剤の2種類があります

歯科治療で問題になってくるのはこの薬を服用している患者さんに外科治療等を行うと骨の壊死を引き起こす可能性があるということです

患者さんが服用していると知らずに抜歯、歯周外科治療を行うと骨を壊死させてしまうことがあります

壊死してしまうとその部分を切除しなければいけません

顎を失うことになります

そうならないようにするためにもしっかりと患者さんが服用している薬を把握する必要があります

注射にて製剤を使用している場合は外科処置は禁忌(絶対にしてはいけません)

経口剤は3か月休薬を推奨

しかしビスフォスフォネート製剤の半減期は10年だそうでこれが正しいガイドラインか疑わしいそうです

このビスフォスフォネート製剤に代わる新薬もでてきています

抗RANKL抗体

PTH(parathyroid hormone)

などです

興味深かったのがこれらの薬をインプラントの骨造成に生かせるのではないかと実験していたことです

実験の結果中度、重度の歯周病に骨回復がみられたこと、抜歯窩の骨の吸収を抑えることができることなど面白い実験結果が出ていました

学生時代は大学の基礎にまつわる勉強は大変つまらないものでしたが今は臨床に直結しておりますので頭にすらすらと入ります

もっと勉強しておけばよかったのですが後悔先に立たず

今後はしっかり自己研鑽していきます

 

 

 

フリータイヤル:0120-968-387